認知症は予防できる時代へ――高齢者のための実践的な予防策とは?-けやきトータルクリニック
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認知症は予防できる時代へ――高齢者のための実践的な予防策とは?
2025/12/22
「最近、物忘れが増えた気がする」
「親が同じ話を何度も繰り返すようになった」こうした変化に不安を感じたことはありませんか?
認知症は年齢とともに誰にでも起こりうる可能性がありますが、生活習慣を見直すことで発症リスクを減らすことができると分かってきています。
今回は、高齢者ができる認知症予防策を、クリニックの視点からわかりやすくご紹介します。1. 認知症とは?
認知症は、記憶や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態です。
代表的なタイプには以下があります。
・アルツハイマー型認知症(全体の約60〜70%)
・血管性認知症(脳梗塞・脳出血などが原因)
・レビー小体型認知症(幻視・パーキンソン症状が特徴)
・前頭側頭型認知症(性格変化・行動異常が顕著)
発症を完全に防ぐことは難しくても、「進行を遅らせる・発症リスクを下げる」ことは可能です。2. 認知症予防のための生活習慣
① 脳を使い続ける(認知機能の活性化)
新しいことにチャレンジ(例:パズル、手芸、料理、計算、楽器など)
人との会話、地域活動への参加
日記やメモを書く習慣も◎
「少し難しいことを毎日少しずつ」が脳の刺激になります。② 運動習慣をつける
ウォーキング・ラジオ体操・スクワットなど、週2〜3回以上の軽い運動
有酸素運動は脳の血流を改善し、海馬(記憶を司る部位)の萎縮を防ぐという研究結果も
無理のない範囲で“続けること”が大切です。③ 栄養バランスの取れた食事
野菜・魚・ナッツ類・発酵食品を中心に
「地中海式食事法」や「MCI予防食」も注目されています
ビタミンB群、DHA、ポリフェノールなどを意識的に
逆に、糖質・加工食品のとりすぎには注意を!④ 質の良い睡眠
睡眠中に脳の老廃物(アミロイドβ)が除去される
毎日6~8時間を目安に、できるだけ同じ時間に寝起きする
昼寝は30分以内、夜間のスマホは控えめに⑤ ストレスを溜めない
ストレスが続くと脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、記憶力や集中力の低下に
笑うこと、趣味を持つこと、人と話すことも大切なストレス解消法です3. 認知症リスクを下げる“5つの健康チェック”
・高血圧・糖尿病・高脂血症はコントロールできているか?
・お酒・タバコは控えめか?
・体重・筋力の減少はないか?
・人との交流が減っていないか?
・最近の出来事をよく忘れていないか?
思い当たる項目がある場合は、早めのチェック・相談が予防の第一歩になります。
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