骨を強くするために役立つ食事と運動-けやきトータルクリニック
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骨を強くするために役立つ食事と運動
2025/2/17
骨を強くするために役立つ食事と運動について、効果的な方法をご紹介します。
1. 骨を強くする食事
骨の健康維持には、以下の栄養素をバランスよく摂取することが重要です。
① カルシウム
骨の主要な構成成分であり、骨密度を高めます。
多く含まれる食品:牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚(ししゃも・いわしの丸干し)、豆腐、小松菜
② ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、骨の形成をサポートします。
多く含まれる食品:鮭、サバ、イワシ、卵黄、きのこ類(干ししいたけ)
日光浴:1日15分程度、日光を浴びることでビタミンDが体内で合成されます。
③ ビタミンK
骨たんぱく質(オステオカルシン)の働きを助け、骨を強化します。
多く含まれる食品:納豆、ブロッコリー、ほうれん草、ケール
④ マグネシウム
カルシウムとともに骨の形成をサポートします。
多く含まれる食品:ナッツ類(アーモンド・カシューナッツ)、バナナ、玄米
⑤ たんぱく質
骨の土台となるコラーゲンの材料です。
多く含まれる食品:肉、魚、卵、大豆製品2. 骨を強くする運動
骨は適度な負荷がかかることで強くなります。
① 負荷のかかる運動(ウェイトベアリング運動)
ウォーキング:1日30分程度の速歩き
ジョギング・ランニング:無理のない範囲で取り入れる
階段の昇り降り:日常生活で積極的に階段を使う
② 筋力トレーニング
筋肉を鍛えることで骨にも刺激が伝わり、強化されます。
スクワット:下半身の筋力強化
ランジ:太ももやお尻の筋肉強化
かかと上げ運動:ふくらはぎを鍛えて転倒防止
③ バランス運動
転倒予防と骨折リスクの低減につながります。
片足立ち:1日左右1分ずつ(安全のため、壁や椅子を使ってもOK)
ヨガ・太極拳:柔軟性とバランス力の向上3. 生活習慣の見直し
禁煙・節酒:喫煙や過度な飲酒は骨密度低下の原因になります。
適正体重の維持:過度なダイエットは骨密度を下げるリスクがあります。
十分な睡眠:骨の修復や成長は睡眠中に活発に行われます。まとめ
カルシウムやビタミンDなどの栄養素をしっかり摂取し、ウォーキングや筋トレなど適度な運動を日常に取り入れることで、骨を強く健康に保つことができます。無理なく継続することが大切です。
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