≪健康相談室≫著書「Die with Zero」について-けやきトータルクリニック
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≪健康相談室≫著書「Die with Zero」について

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2026/3/17
友人に「Die with Zero」という本を勧められました。どんな本ですか?
人生で一番大切なのはお金でなく思い出、と
「ダイ・ウィズ・ゼロ」は、ビル・パーキンスというアメリカの起業家が書いた本で、直訳すると「資産ゼロで死ぬ」という意味になります。
要約すれば、人生においてお金を最大化するのではなく、経験を最大化しよう、という考え方が書かれています。日本では、老後資金の不安や、老後破産への危機感などから資産を増やすことに執着し、できるだけ支出を抑えて暮らしている高齢者が多く、65歳でピークの資産が、80歳になってもあまり減っていないということが、総務省や内閣府の調査で判明しています。
この本の著者は、貯蓄や節約にばかり注目しがちな現代社会の中で、お金を使い切るという逆転の発想を提案しています。つまり、人生の目的は富を蓄えることではなく、経験や思い出といった人生の喜びを増やすことだというのです。
人生には、その時その時の旬があり、若い時にしかできないことがあります。だから体力や時間が限られ、できないことが増えてくる高齢になる前に、今しかできないことに惜しみなくお金を使い、人生を豊かにすることが重要だと説いています。
将来への不安から支出を抑え、働き続けた結果、体力がある時期に経験できたはずのことができなくなって後悔するのは悲しいことです。
日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.13歳ですが、健康寿命は、男性が72.57歳、女性が75.45歳です。健康寿命を過ぎると、何かしらの身体的問題を抱え、やりたいことができなくなる可能性が高くなります。やりたいことを先送りせず、今しかできない経験にお金を使うことはとても大切です。
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