≪健康相談室≫加齢や人生の転機による喪失感について-けやきトータルクリニック
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≪健康相談室≫加齢や人生の転機による喪失感について

2025/12/13
歳を重ねるにつれて退職や死別など失うものが多くなり、気持ちが塞ぎがちに…。
そのままの自分を認めることから第一歩を
例えば、退職によって自分が必要とされる場が減ったことへの戸惑いや、家族や友人との死別で交流の機会が減ってしまった孤独感、年齢による体力低下で思うように動けなくなったことへの不安、人生の晩年を迎えて残り少なくなってきた時間への憂慮など、加齢や人生の転機によって生じるこうした喪失感は自然な感情です。
多かれ少なかれ誰もが抱えこむ喪失感ですが、マイナスの感情だけに囚われていては、さらなる意欲低下を招き、社会的孤立につながる恐れもあります。
対策としては、①家族や友人、カウンセラーなど辛い気もちを話せる場をつくる➁地域の催し物やボランティア、シニアクラブなどに参加し、他者との関わりをもつ ③音楽、スケッチ、園芸、読書、料理、俳句など、かつての趣味を再開したり、新たに何かを学び始めて生きがいを再発見する ➃ウォーキングやストレッチ、体操教室へ通うなど、健康のために体を動かす習慣をつける、といったことが感情のリセットに役立ちます。
マイナスの感情に浸っている自分を責めたり、ぼんやりと時間を過ごすことに罪悪感を感じる必要はありません。今の自分をそのまま認めることが回復の第一歩です。その上で、慌ただしく時間に追われる日々から解放されたことに感謝し、それまでと違う視点で身の回りの小さな幸せに目を向けてみませんか。
ふと思い立って新松戸中央公園まで出かけ、子供広場の健康遊具にチャレンジしてみる。隣で黙々と励んでいる人とひと言、ふた言、言葉を交わしてみる…。そうしたことで人は、すこしだけ幸せな気持ちになれたりするのではないでしょうか。
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