“かぜ”では済まない?命を守る肺炎予防の基本-けやきトータルクリニック
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“かぜ”では済まない?命を守る肺炎予防の基本
2025/9/8
「ただの風邪だと思っていたら、
肺炎になって入院することに…」そんな話を耳にしたことはありませんか?
肺炎は年齢や体力によっては命に関わる病気です。特に高齢者では、日本での死因の上位にも挙げられる深刻な感染症。
今回は、肺炎の原因・リスク・そして日常生活でできる予防策について、医師の視点で解説します。1. 肺炎とは?
肺炎とは、肺の中に細菌・ウイルス・真菌などが侵入し、炎症が起こる病気です。
発熱や咳・痰、呼吸困難などの症状が出現し、重症化すると入院や人工呼吸管理が必要になることもあります。【肺炎の主な原因】
細菌性肺炎(肺炎球菌、インフルエンザ菌 など)
ウイルス性肺炎(インフルエンザウイルス、新型コロナウイルス など)
誤嚥性肺炎(食べ物や唾液が気道に入って起きる)2. 肺炎にかかりやすい人の特徴
以下のような方は肺炎のリスクが高く、予防が特に重要です:
65歳以上の高齢者
糖尿病・心疾患・呼吸器疾患などの持病がある方
免疫力が低下している方
喫煙習慣のある方
嚥下機能(飲み込む力)が低下している方3. 肺炎を予防する5つのポイント
① ワクチン接種
肺炎球菌ワクチン:65歳以上の方に推奨。5年以上の間隔で再接種も。
インフルエンザワクチン:毎年接種を。インフルエンザによる肺炎を予防します。
新型コロナワクチンも重症化予防に有効。② 口腔ケアをしっかりと
誤嚥性肺炎の予防には、口の中を清潔に保つことが重要
歯磨き・うがいに加え、義歯の洗浄や歯科受診も定期的に③ 栄養と水分をしっかり摂る
体力・免疫力の低下を防ぐために、バランスの取れた食事を
高齢者は脱水に気づきにくいため、意識して水分補給を④ 手洗い・マスクなどの基本対策
外出先からの帰宅時や食前後の手洗い・うがいを習慣に
風邪やインフルエンザの流行期にはマスクの着用も有効⑤ 禁煙を検討する
喫煙は気道粘膜の防御機能を低下させ、肺炎リスクを高めます
予防のために、まずは減煙からでも始めましょう肺炎は「かかった後の治療」よりも、「かかる前の予防」が重要です。
特に高齢者の肺炎は命に関わることもあり、本人だけでなくご家族にも正しい知識が求められます。
当院では、肺炎球菌ワクチンの接種や、栄養指導も行っております。
不安のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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