タンパク質の必要量
「タンパク質はどのくらい摂ったらいいですか?」
タンパク質の必要量
リハビリといえば、筋力!筋トレ!ストレッチ!が重要です。
しかし高齢になると食事量が減り、筋肉の材料であるタンパク質も不足している人が多いです。いくら運動しても、材料が足らないとなかなか結果が出なかったりします。
そこでよく聞かれるのが「タンパク質はどのくらい摂ったらいいですか?」です。
厚生労働省が定めている、日本人が摂らなければいけない栄養素の基準値を見てみると、
1~2歳→15g/日、育ち盛りの12~17歳→45~50g/日、20代~60代→40~50g/日、
そして70歳以上→40g/日なのです!!
(その人の運動量や男女によって違いがあります。筋トレを本気でやっている人はもっと必要です。)
数字を見ると、なんと20代と70代以上で、必要摂取量は同じなのです!!!
つまり、年齢を重ねるほど食事量が減るので、意識してタンパク質を摂ることが必要かと思います。
身近なもので多く含まれているものは、やはり肉類・魚類です。
主食にももちろん入っていますので、主食もある程度摂ったほうが良さそうです。
しかし、ごはん300g(丼1杯)よりも蕎麦1玉・卵1つの方がタンパク質は多いようです。
丼1杯食べるのは大変なので、卵1つ食べるほうが効率よくタンパク質を摂取できるかもしれませんね。
タンパク質を多く含む食品は、インターネットでたくさん調べられますので、食が細い方は効率よく摂取してみてください。
≪健康相談室≫はしかについて
最近、はしか感染のニュースを目にします。予防接種を受けていてもかかるのですか?
はしか(麻疹)に対する免疫力が低い世代があります
昨年からはしか(以下:麻疹)が流行していますが、今年も感染が止まりません。世界保健機関は、国内に由来する麻疹ウイルスによる感染が3年間確認されず、遺伝子解析で感染経路を確認している国を麻疹排除国として認定しており、日本も認定されています。
厚労省によると年間200〜500人程度の患者が報告されていますが、いずれも海外から持ち込まれたウイルスが原因とされています。千葉県では今年2月以降、19例の麻疹が発生しており、うち9例に直前の海外渡航歴がありました。
麻疹はインフルエンザの10倍の感染力を持ち、免疫を持たない人が接触すると、ほぼ100%感染します。手洗いやマスクでの予防は困難で、もっとも効果的な予防法はワクチンを2回接種することです。
2000年4月2日以降に生まれた人は、ワクチン接種を2回受けているので十分な免疫を持っています。一方、1972年9月30日以前に生まれた人は、ワクチンが義務化されていない時代で1回も接種していない可能性が高いのですが、逆にこの年代は幼児期に自然感染で麻疹にかかる機会が非常に多く、生涯免疫を獲得している可能性が高いようです。
ところが、1972年10月1日〜2000年4月1日に生まれた人は、定期接種で1回しか接種していない場合があり、免疫を十分持っていない可能性があります。採血により十分な抗体価が無いと分かったときは、ワクチン接種で免疫を増強した方が安心です。とくに海外旅行に行く人は注意が必要です。
新緑が美しい5月となりました。
いよいよ新元号「令和」がスタ-ト致しました。
新緑が美しい5月となりました。けやき通りや中央公園を歩いておりますと
緑が目に眩しく、気持ちが爽やかになってまいります。
さて、いよいよ新元号「令和」がスタ-ト致しました。お正月が2度やってきたかの
ようなカウントダウンで幕開けとなり、新時代への期待度が伺えるような光景でした。
来年は東京五輪も開催予定で今から楽しみですね。
さて、今回は今年注目のお野菜を取り上げたいと思います。
2019年に流行となりそうなお野菜第1位として挙げられるのは“うしなお”(ふだん草)
だそうです。
うしなおはまだ一般にはほとんど知られていない野菜ですが、葉物野菜特有の
えぐみがなく旨味があり、また、うっすらと塩分があるのが特徴で、一度食べると
また食べたくなる不思議な野菜です。味付けをせずとも素材本来の味を活かすことで
十分美味しく調理ができます。
また、葉が柔らかく癖がないので炒め物や煮物など幅広く活躍します。
“うしなお”(ふだん草)の効能ですが、非常に栄養価に優れた野菜で、葉酸とビタミンKを除けば
すべてほうれん草にしてきするかそれを上回ります。特にカリウムの含有量は(100g
あたり1200mg)は、ほうれん草の2倍近くあり、葉野菜の中で断トツの多さです。
豊富なカリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、
高血圧の予防に効果があります。
よろしければお試しください。