ランナーズ6月号でご紹介されました
桜の効能
私たち日本人が愛してやまない桜ですが、実はいろいろな効能があるそうです。
新年度を迎え、慌ただしい生活を送られている方も多いことでしょう。
そんな中、大通りや公園に咲いている桜を見て、ほっと気持ちが和らいだという方もおられるのではないでしょうか?
クリニックの前に位置する、新松戸中央公園にも、桜が見事に咲いていて、3月末から4月はじめにかけて、お花見をされている方や、写真を熱心に撮っていらっしゃる方がいらっしゃいました。
私たち日本人が愛してやまない桜ですが、実はいろいろな効能があるそうです。
桜の皮は漢方薬として用いられ、解毒や咳、喘息、湿疹や蕁麻疹などにも効果があるそうで、これらは江戸時代の書物にも書かれていたそうです。
桜の芳香成分は、心を安らかにし、幸せな気分にしてくれる作用が、また、花びらには二日酔いにも効果があるそうです。
お酒を飲み過ぎてしまったという時は、桜茶を飲むと、症状がやわらぐかもしれませんね。
《健康相談室》睡眠薬の長期服用について
毎晩、睡眠薬を服用しています。先日、睡眠薬を長期間飲み続けるのはよくないと聞いたのですが…?
睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)の長期投与に厚労省が警鐘
昨年の診療報酬改定で、不眠症状に対して睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)を、1年以上連続して同じ用法、用量で処方した場合、処方料、処方箋料を下げることになりました。
この薬は、神経細胞の活動を抑制するGAVAという脳内物質の作用を増強させるため、GAVA作動薬とも言われます。ロゼレムとベルソムラ以外の睡眠薬は全てGAVA受容体に作用するので、薬理的にはベンゾジアゼピン系とみなされます。
厚労省は、処方料や処方箋料を下げることによって、睡眠薬の投与を制限しようとしています(十分な経験があり、適切な研修を受けた医師が処方する場合や、精神科医から直近1年以内に抗不安薬・睡眠薬について助言を受けている処方は除外)。
理由としては ・高齢者の場合、この薬の筋弛緩作用でふらついて転倒、骨折する可能性がある ・せん妄といって意識水準が低下して自分の置かれている状況が分からなくなり、幻覚、錯覚、妄想などで興奮状態になることがある ・毎晩服用すると薬物依存が生じ、止められなくなることがある などが挙げられます。そのため、漫然とした長期投与は避け、継続する場合は治療上の必要性を検討することとされています。
欧米では、1970年代からこの薬の中毒性が問題になり規制が掛かっていました。しかし日本でそうした動きはなく、その結果、日本はベンゾジアゼピン系の薬の消費量で世界トップクラスになってしまいました。厚労省がようやく重い腰を上げ、長期にわたる漫然投与に警鐘を鳴らし始めたのです。
平成最後の開花桜
本日、新元号『令和』という発表がございました。決まった内容を発表するだけかと思いましたが、官僚での最終決定会議や宮内庁長官から天皇陛下へのご報告など細かな手続きがありとても神聖事なのだと感じました。そんな中日本全国桜開花によりお花見をしながら元号の発表を聞いた方も多いのではないでしょうか?画像は今朝早朝に坂川ほとりの桜並木を撮影したものです。
夜桜を載せようかと昨夜も遅くに撮影したのですが、今朝の真っ青な空を見るとやはりこの方が元気になれそうだったのでこちらを載せてみました。今週末は常盤平~五香(日本の桜百選)さくらまつりが開催されるので雨はほどほどに賑やかな桜まつりになるといいですね。美味しいお酒もいいですが、歩道の段差や花冷えなどには気を付けてお楽しみ下さい。