初夏に入り、緑がより一層深まってきました。
それに伴い、暑さも日増しに強くなり、訪問車で移動中もジリジリと肌が焼けるのを感じる季節となっています。
皆様、ご自宅で過ごされる際の熱中症対策はいかがでしょうか?
屋外では暑さを感じやすいですが、涼しい屋内でも注意が必要です。
まだまだ朝晩は少し寒い季節ですので、そのまま日中の暑い時間帯まで上着を着込んでいる方はいらっしゃいませんか?
実は訪問先でも、よく目にする光景です。
また、ご高齢なることで体温調整がうまく行えず、暑さを感じにくいという方も意外と多いのです。汗をかいていなくても体温がいつもより高めであったり、鏡でみる顔がいつもより少し赤いかな?という時はもう熱中症の手前です。上着を一枚脱いだり、部屋の風通しをよくしたり、水分を充分に摂る様心がけてください。
訪問スタッフも毎年、運転中に熱中症にかかっております・・・
皆さんも早めの対策で今年も暑さに負けず夏を乗り越えていきましょう!
《健康相談室》高血圧と適度な運動について
職場の健診で高血圧を指摘されました。適度な運動をするようにと言われましたが、「適度」というのはどの程度のことですか?
適正な脈拍数は138-(年齢÷2)ニコニコペースで継続を
血圧が高いため運動を勧められるのは中等症までの高血圧の人です。血圧が180を超えていたり、重症の不整脈がある人、動悸が激しく胸が苦しい人、膝を痛めている人などは医師と相談してからにしましょう。
高血圧に適しているのは有酸素運動です。簡単にできる有酸素運動としては、ウォーキング、ラジオ体操、サイクリング、水中歩行(アクアビクス等)、太極拳などが挙げられます。激しい運動や足腰に負担をかける運動は適していません。
さて、ご質問の「適度」についてですが、目安となるのが運動中の脈拍です。適正な1分間の脈拍数は「138
-(年齢÷2)」と言われています。血圧を下げるためには、1回30〜60分以上、週3回以上の運動が理想。1週間の合計として180分以上を目標にしてください。
脈拍を測りにくい場合は、運動中に「ややきついけど、楽に会話ができるペース」いわゆる「ニコニコペース」を意識するとよいでしょう。
運動療法で重要なのは継続することです。ある月は熱心にジムに通い、翌月は運動から遠ざかる、といったパターンはよくありません。長く続けるには、まず楽しみながら行うこと。体調が悪いのに無理をしたり、暑さや寒さを我慢して屋外で運動しても、辛くなって長続きしません。そんな時は休息したり、屋内でできる運動に変更する柔軟さも大切です。
運動を続けることで、高血圧だけでなく糖尿病や脂質異常症の改善もできます。標準体重まで減量できれば、膝の痛みを減少させることも。ニコニコペースで頑張りましょう。
初夏の陽気となり、お出掛けするには最適の季節となりました。
皆様、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしになられたでしょうか。
旅行に出掛けたり帰省されたりと日頃の疲れを癒し、リフレッシュされた方も多くいらっしゃるかと思います。
私は連休中、仕事だった為、訪問で外にお出掛けしておりました。
車を走らせていると、通りにはツツジやサツキ等の季節の花々が咲き、またクリニック近くのけやき通りには新緑が青々と茂り、そこに爽やかな風が吹いて、とても清々しい景観となっていました。すっかりドライブ気分となり、外出機会を満喫しておりました。これからまだまだ綺麗な草花達が見頃となり、いつもとは違う街並を演出してくれると思うと今から楽しみです。
なんて、あまり周りばかりを見て注意がそれることがないよう、安全運転に心がけて訪問に出掛けていきたいと思います。
クロタネ草
大型連休も終わり花壇のあちらこちらに今年もクロタネ草が咲き始めました。ブルーやピンク、白などの優しい色の花色です。最近、車の逆走や暴走による大型車や歩行者の列への衝突、高速道路への歩行者誤侵入などのニュースもよく目にする毎日ですね。対向車の逆走や交差点での信号待ちでの暴走車両など避けられない事故に大きな恐怖は感じますが、体調が悪い日には運転しない選択や家族からの声掛けひとつで防げる事故もあるのではないか?と思います。住宅街での減速も守られずアクセル踏み込む車もよく見かけます。歩行者や自転車であっても道路交通標識への意識を持つ事で防げる事故もありますね。安心して歩ける道でありますように 少し家族で話してみませんか?小さな注意で守れた命が沢山あるはずだと思います。