「笑う」ことについて
前回は入梅のカビ対策についてお話をしました。今回は「笑う」ことについてお話したいと思います。
笑うことは身体に良いと言われているのをご存知でしょうか。
笑いは様々で、楽しい時や嬉しい時、面白い時などに良く笑顔を見ることが多いです。
「笑い」は自律神経機能の働きを整えると言われています。自律神経機能は交感神経と副交感神経に分かれており、この神経系がバランス良く機能することで人の健康は保たれています。笑うことで二つの神経系が適度に働き、全身の組織を活性化させ、心身の健康に良い影響を与えます。
ぜひ、楽しい事や嬉しい事を見つけ、たくさん笑顔を増やしてみてはいかがでしょうか。
夏らしく
昨年に続き、今年も5月末に植え替えて一回り大きく成長したハイビスカス。今朝、今年最初の花が夏らしく開花しました。クリニックに来た年と変わらない綺麗な色を咲かせてくれて今年も9月中旬頃まで沢山の花でクリニックの玄関を明るくしてくれると思います。
入梅になりました
関東もついに梅雨になりました。
今年は例年より10日ほど早い入梅だそうです。じめじめして嫌な季節です。ジメジメしていると出てくるのがカビです。このカビ対策として、お風呂上りに浴室を冷水のシャワーでさっと流すだけでカビが生えにくいそうです。高温・多湿でいろいろなカビ・細菌が発生しやすいので食べ物や飲み物には注意をしていきたいと思います。
ひまわり大作戦
千葉県の地方ラジオ Bay Fm 78.0の番組内で東北大震災以来、ひまわりを沢山咲かせようと「ひまわり大作戦」が毎年実施されています。今年も行なわれ参加希望リスナーには種を送ってくれました。我が家の専用庭の一角で向日葵を咲かせたくて今が蒔き時の種を蒔いて毎朝夕に水やりをしています。蒔いて6日目の朝の双葉の画像です。これから夏の花(朝顔や日々草、向日葵等)暑い太陽の日差しの中で元気に花を見せてくれる成長をご紹介出来ればと思います。真夏に入る迄にも、この時期から熱中症への十分な注意が必要になる気温となっていますので適度な水分を喉の渇きを感じるより早目に摂ってお過ごし下さい。
《健康相談室》ロコモティブ症候群について その2
年をとっても旅行やスポーツを楽しみながら暮らしたいと思っています。ロコモティブ症候群(運動器症候群)にならないための早期発見法を教えて下さい。
ロコモティブ症候群を早期に見つけて進行を防ぐために、「ロコチェック」という判定基準があります。ぜひ一度、チェックしてみて下さい。
①片脚立ちで靴下がはけない。
②家の中でつまづいたり滑ったりすることが多い
③階段を上がるのに手すりが必要
④横断歩道を青信号で渡りきれない
⑤15分ぐらい続けて歩くことができない
⑥買い物に行っても、2kg(1ℓの牛乳パック2個)程度のものを持ち帰るのが困難である
⑦家の中のやや重い家事(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)が困難である
いかがでしたか?これら7項目のうち1つでも当てはまれば、ロコモティブ症候群が疑われますので、お近くの整形科専門医にご相談なさることをお勧めします。加齢とともに増えていく疾患として、下肢の変形性関節症(股・膝関節)、腰部脊椎管狭窄症、骨粗鬆症、脊椎圧迫骨折、頸椎症、下肢の骨折、運動器不安定症、廃用症候群などが上げられます。これらはいずれもロコモティブ症候群をきたす疾患とされていますが、適切な薬や注射、運動器のリハビリテーションを行うことで改善していくことが可能です。「もう年だから仕方がない」というネガティブな考え方をしていたのでは、症状の進行を食い止めることはできません。ご相談者のように、いくつになっても生活を楽しみ、「一生寝たきりにはならないぞ!」という気概を持つことはとても大切なことだと思います。頑張りましょう。