≪健康相談室≫新型コロナのワクチン接種について
新型コロナのワクチン接種はいつごろ受けることができますか?また、料金は?
4月上旬からの予定で無料です。
ワクチン接種は、国の指示で市町村が行います。都道府県はそれを広域的に支援し、民間医療機関は主導しません。また料金は国が全額負担するので無料です。
国は優先順位を踏まえて接種を実施する計画で、それによると2月中旬から公的医療従事者に接種を開始し、3月中に他の医療従事者や保健所職員に接種。4月上旬から重症化しやすい65歳以上の人に接種を開始する予定です。その後、65歳未満の基礎疾患・持病のある人、高齢者施設など職員に接種を開始し、それ以降にワクチンの供給量が十分なら、60~64歳の持病のない人、という順番になっています。
具体的には、市が住民票に基づき接種対象者に接種券を発行しますので、接種券を受け取ったら、電話やインターネットで予約します。場所は、市町村が定めた医療機関や公共施設などの会場で行われる予定で、医療従事者は勤務先の医療機関等で接種する見込みです。
基本的に、住民票を登録している市町村で受けることになりますが、単身赴任の人や入院している人などは、例外的に他の市町村での接種が認められます。複数のワクチンが国内に供給される場合、手違いや混乱を避けるため、それぞれの接種会場で取り扱うワクチンは原則1種類に限定される予定で、4月から始まる65歳以上の人はファイザー社のワクチンになる見込みです。ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのいずれかのワクチンも2回接種が原則で、その間隔は21日~28日間となっています。
寒いとなぜ震えるのか?
2月に入り、寒さが続いています。
外へ出ると、肩がすくみ、震えるような気温です。当院は、感染対策で定期的な換気を実施していますが、この寒さでの換気は辛いものです。では、なぜ寒いと震えるのか?これは、身体を守る大切な機能が働いているからです。寒いと身体は熱を生み出そうとします。身体の中で、その場で熱を生み出せるのは筋肉だけです。そのため、寒くなると筋肉を小刻みに収縮させ震えることによって、熱を生み出そうとしているのです。肩がすくむのも、頸部の筋肉を収縮させて熱を生み出しています。よく「身体は温めた方がいい」と言いますが、厚着をしても、ホッカイロをつけても、身体の芯が冷えている場合は改善しません。芯から温めるには筋肉を動かすことが重要です。身体を温めていれば、外へ出ても肩がすくむことがなくなり、肩こりも減ります!!厚着も肩こりの原因になりやすいです。
【内側から身体を温めるポイント】
・体操や筋トレをして、身体がポカポカするくらい動かす
・歩くときは、大股で腕を振って歩く(=筋肉をたくさん使いながら歩く)
・温かいものを飲む
ぜひ試してみてください。震えなくなりますよ!!