もうすぐ梅雨入り
今年の5月は寒暖差が激しかったように感じます。
体調を崩された方も多かったようです。
平年通りに行くと梅雨入りは6月5日~8日あたりのようで、来週あたりから天候が崩れ出しそうです。湿度と気温が上昇すると熱中症にも注意が必要です。その後も暑い日が続くと思われます。栄養管理、水分補給に注意して乗り切りましょう。
《健康相談室》細菌とウイルスの違いについて
食中毒が心配な季節になりました。食中毒には細菌性のものとウイルス性のものがありますが、なにが違うのでしょうか?
細菌とウイルスは全く異なる生物です
気温も湿度も上昇するこれからの季節は、食中毒が気になりますね。とくに要注意なのが、サルモネラ、カンピロバクター、ブドウ球菌など、細菌による食中毒です。一方、冬になるとノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎が流行します。
細菌とウイルスは感染症を引き起こす微生物の代表格で、しばしば混同されますが、じつは全く異なる生物です。
もっとも大きな違いは、細菌は栄養と水があれば、他の生物に寄生することなく自分で活動して増殖することができ、ウイルスは自分で増殖する能力がなく、栄養と水があっても単独で生存することはできないという点です。そのためウイルスは、他の生物の細胞の中に入り込み、その細胞のDNAやRNAの増殖機構を借りて自分の遺伝子を増殖させます。つまり、他の生物の細胞に侵入して寄生しないと、生きていくことも増殖することもできないのです。
当然、構造も大きさも異なり、細菌は細胞を持っていますが、ウイルスは非常にシンプルで遺伝子が1〜2本入っただけのカプセル状で、大きさは細菌の百分の一ぐらいです。
また抗生物質は、細菌を殺すことはできますが、ウイルスには全く効きません。抗ウイルス薬は種類が少なく、対応できるウイルスも限定されます。現時点ではノロウイルスに効く薬はなく、自分の免疫力で治すしかありません。十分な休息と栄養をとって、免疫力や体力を向上することがとても大事です。
新緑の高尾山
新緑の中、ツツジが咲きクリニックの花壇では待ちわびていたクロタネ草がやっと咲きました。先日、初めて高尾山を歩いてきたときの4号路吊り橋と山頂からの富士山の画像を載せてみました。街中ではイヤフォンで音楽を聴いていたりするのですが駅についてからイヤフォンを外し歩いていると高尾山ケーブル乗り場の軒下には数羽の燕の鳴き声や名前も姿もわからないけれど綺麗な澄んだ鳴き声をする鳥やウグイスの声、風が吹いた時の葉の音も優しく、耳を傾けている間にあっという間に山頂に到着。お天気に恵まれまだ雪帽子を被った富士山を見る事が出来ました。帰りはリフトに乗って上からの眺めを楽しみたかったのですが、高所恐怖症の私は楽しむどころかあまりの高さと急な斜面に乗った事を後悔したのは乗って3秒後の事でした。しかし少し慣れて勇気を出して見下ろしてみるととても綺麗な景色が見れました。次回は下から歩いて距離を増やしチャレンジする予定です。
ゴールデンウイークも終わり
長い人では9連休となった今年のゴールデンウイークも終わり、季節的にも過ごしやすい時期になりました。
訪問で車を走らせていると、つつじが至る所に咲いており、桜の季節とは違った色どりが楽しめます。5月は一年で一番多くの種類の花が咲く季節だそうです。花々を楽しみつつ、外にお出かけするのも良いですね♪