クリニック前の並木道も、木々の葉がすっかり色付き、今ではもう落ち葉で歩道が埋め尽くされそうです。
そして、店先や自宅前の落ち葉を箒で掃いている姿が、なんとも秋の終わりを告げるようで名残惜しさを感じます。
さて、この辺りの木々達ですが、並木道の名前にもなっているケヤキやトチの木が多いでしょうか?
このケヤキの木は、日本の代表的な広葉樹でとても寿命が長く、湿度にも強い為、関東地方の街路樹などに特に多く植えられているようです。
トチの木は栃木県の県木であり、こちらも水気を好み、適度に湿気のある肥沃な土壌で育つそうです。特に葉が大きいのが特徴で大きい物では50㎝程のものもあるとのこと!!
さらに、どんぐりに良く似たトチの実は、耕地に恵まれない山村では飢饉の際の重要な食糧でもあったそうです。
しかし、「トチの木通りは落ち葉集めが大変で毎日大変なのよ~」とお住まいの方が話されているのを思い出し。秋の美しさも、住人の方の日々のご苦労があってのことなのだなと頭が下がる思いでいっぱいです。
日時:2015年12月02日 09:42