老化とは? その1
そもそも老化とは、どういう状態をいうのでしょうか?
一般的に老化とは、成熟期以後、加齢とともに各臓器の機能、あるいはそれらを統合する機能が低下し、個体の恒常性を維持することが不可能となり、ついには死に至る過程と定義されるようです。
これに対し、加齢とは、生後から時間とともに個体に起こる、良いことも悪いことも含めた全ての過程や現象を指し、ネガティブなイメージの強い老化の概念と若干異なっています。
老化の特徴については①普遍性、②内在性、③進行性、④有害性の4つが挙げられます。すなわち、老化は誰にでも起こる現象であり、進行性で、個体の生存に対して有害に働き、その原因は主として個体に内在することを意味しています。
日時:2009年11月17日 16:19