寒いとなぜ震えるのか?
2月に入り、寒さが続いています。
外へ出ると、肩がすくみ、震えるような気温です。
当院は、感染対策で定期的な換気を実施していますが、この寒さでの換気は辛いものです。
では、なぜ寒いと震えるのか?
これは、身体を守る大切な機能が働いているからです。
寒いと、身体は熱を生み出そうとします。
身体の中で、その場で熱を生み出せるのは筋肉だけです。
そのため、寒くなると筋肉を小刻みに収縮させ震えることによって、熱を生み出しているのです。
肩がすくむのも、頚部の筋肉を収縮させて熱を生み出しています。
よく「身体は、温めた方がいい」と言いますが、厚着をしても、ホッカイロをつけても、
身体の芯が冷えている場合は改善しません。
芯から温めるには、筋肉を動かすことが重要です。
身体を温めていれば、外へ出ても肩がすくむことがなくなり、肩こりも減ります!!
厚着も肩こりの原因になりやすいです。
【内側から身体を温めるポイント】
・体操や筋トレをして、身体がポカポカするくらい動かす
・歩くときは、大股で腕を振って歩く(=筋肉をたくさん使いながら歩く)
・温かいものを飲む
ぜひ試してみてください。震えなくなりますよ!!
日時:2021年02月15日 10:50