6月の初め頃にアジサイで有名な本土寺に行って参りました。
本土寺は日蓮宗の本山で日蓮の直接の弟子である日朗が1277年に開山されました。
国の重要文化財である「諸人御返こと」「大学三郎御書」という日蓮の真筆も収めてあり、師匠と弟子との結びつきが偲ばれます。
北小金駅から商店街の細い道を進むと、交差点の先は左右にクヌギやコナラと思われる大木が続く参道にぶつかります。さらに歩くと桜並木となり、道の脇には佃煮等のお土産を売っているお店や休憩所が何軒か連なっています。並木を少し離れるとおしゃれなカフェも見つけました。
山門をくぐって境内を少し歩くと、見上げるような形で本堂があります。その階段の脇に紫や青、白のアジサイが綺麗に咲いていました。それらを写メで撮りながら本堂脇のアジサイの道を歩いていくと下り坂になっていて、その奥は菖蒲の花畑です。2つの花の印象により華やかなアジサイから艶やかな菖蒲への対比、それらの花もやがて枯れることを思うと、場所がお寺ということもあり“世の移ろい”“諸行無常”という教えを表しているのかなとも・・・。
自宅の埼玉からそんなに遠くないのに観光気分が味わえました。また、松戸のいいところをお伝えしていきたいなと思います。
日時:2018年07月10日 12:44