夏から秋へ
今年で4年目の花を毎日沢山咲かせてくれたハイビスカス。昨年同様に来年の花に向けて短く剪定しました。今年最後の花は昨日、2つ咲いてくれました。今日はお天気も良く中秋の名月も満月で綺麗に観られそうですね。次の満月でのお月見は8年先になるみたいです。今夜は少し夜空を見上げてみるのもいいのではないでしょうか?夜間は冷え込むので1枚羽織るのをお忘れなく。
台風
今年で3度目の花を咲かせてくれたお銀朝顔にもそろそろ秋風が吹き始めました。来年の花に向けて、種を実らせています。今年は八重咲きを見せてくれる数は少なかったので貴重な画像になりました。初めてチャレンジした大きな鉢で7本の行燈仕立てでしたが、沢山の花を楽しませてくれました。西洋朝顔と混合に仕立てたネットも青紫と赤紫の二色咲きが綺麗でした。今朝の発表では今年一番大きい台風が関東を直撃か!?と言われています。いざという時の為の防災対策は大丈夫でしょうか?こまめに天気の変化を確認しながらお気をつけ下さい。
風にゆらぎ
6月に載せたひまわりの芽。こんなに綺麗に大きな花を花壇に咲かせてくれました。大きくて背が高いものや、低い場所で小さく花開くものもあり、まるで人間模様のように色んな表情を魅せてくれました。来年もっと花壇いっぱいにひまわりを咲かせられるように良い種が採れますように・・・。朝夕過ごしやすくなっていますが、竜巻被害があったり異常気象が心配になります。突然の天候の変化にはお気をつけ下さい。
《健康相談室》変形性関節症について
68歳になる母は、階段の上り下りなどの際、膝に激痛があるようです。先日受診したところ変形性関節症と言われて痛み止めをもらって帰りました。この病気について詳しく教えてください。またどんな治療法がありますか?
中高年とくに50歳以上の女性に多くみられます。
変形性関節症とは膝関節の表面を覆ってクッションの働きをしている軟骨が、長年の使用ですり減り、すり減った軟骨のかけらが関節の内側にある滑膜と反応して炎症を起こし、痛みを生じる状態。つまり「膝の関節炎」が起きているわけです。
これは中高年、とくに女性に多く、50歳過ぎると患者数が増えていきます。なりやすいのは、下肢の筋力が低下している人や肥満の人、下肢を酷使する仕事や運動をやりすぎている人などです。
初期症状としては、朝起きて歩き始めたときに感じる膝の違和感です。また膝に力がかかる動作で痛みが出ることもありますが、長く続かず、たいてい少し休むと痛みは消えます。
中期になると、痛みが明確になります。膝が完全に曲がらない、伸びないといった状態が進み、正座やしゃがむなどの動作が苦痛になって、相談者のお母様のように階段の上り下りも辛くなります。炎症のため膝の周辺が腫れたり熱感を伴ったりして、膝に水(関節液)がたまってはっているような重くてだるい感じも出てきます。
さらに末期状態になると、骨の変形がかなり進み、外見的にも関節の変形が目立つようになります。膝に力のかかる動きをすると、コリコリ、ガリガリといった斬轢音が出るような感じもあります。こうなると、日常生活にも支障が出るほど痛みが強くなり、仕事をする、買い物に行く、旅行に出かけるといった社会活動も思うようにできなくなります。
それでは、次回は治療法についてお話しましょう。