≪健康相談室≫保険証廃止と資格確認書について-けやきトータルクリニック
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当院各課からのお知らせ
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≪健康相談室≫保険証廃止と資格確認書について
2024/7/19
保険証が廃止されると、マイナンバーカードを持っていない人は診療を受けられなくなりますか?
取得していない人には資格確認書が発行されます
これまでの健康保険証は、今年12月2日に廃止され、紙やカードの健康保険証の新規発行は終了します。そして、廃止日以降はマイナ保険証(保険証として利用登録されているマイナンバーカード)の提示が原則、必要となります。
しかし、すでに発行されている現行の保険証は、廃止日から1年間は引き続き使用することができる予定です。ただし、それ以前に有効期限がくる場合は、有効期限までとなります。
有効期限が過ぎてからは、マイナンバーカードを持っていない人に対して健康保険証の代わりとなる「資格確認書」が発行されます。この資格確認書を医療機関等の窓口で提示することで、引き続き一定の窓口負担で医療を受けることができるのでご安心ください。
当初は、資格確認書の有効期限は1年で、その都度、更新の予定でした。しかし政府はその後、マイナ保険証を持たない人全員に資格確認書を交付し、その有効期限を5年に延長して不安解消に努める方針を強調しています。
政府はこれまで、マイナポイントなどでマイナンバーカードの取得を進めてきましたが、思うように進んでいないのが実情です。そこで、保険証の廃止をマイナンバーカード普及の起爆剤にしようとしているようです。
政府のデジタル・ガバメント実行計画(令和2年12月閣議決定)によると、マイナ保険証を皮切りに、医療や介護、労働分野にとどまらず、運転免許証など各種資格から、果ては図書館の利用券まで、各種カード類の一体化を進めていき、最終的には唯一の身分証明書としていこうという意図のようです。
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