健康維持に必要な睡眠時間の考え方 〜夜中に目が覚める中年世代へ、ぐっすり眠るヒント〜-けやきトータルクリニック
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健康維持に必要な睡眠時間の考え方 〜夜中に目が覚める中年世代へ、ぐっすり眠るヒント〜
2025/6/10
「しっかり寝ているはずなのに、疲れが取れない…」
年齢を重ねるにつれて、「夜中に何度も目が覚める」「朝までぐっすり眠れない」といった悩みを感じる人が増えてきます。
中年世代にとって、睡眠の質と時間は、健康を左右する大きな要素です。でも、「何時間寝ればいいの?」「夜中に起きるのはやっぱり良くない?」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
必要な睡眠時間は人それぞれ。でも目安はある
一般的には、成人は1日7〜8時間の睡眠が理想と言われています。
しかし、年齢とともに眠りが浅くなり、**途中で目が覚める「中途覚醒」**が増えるのも自然な変化。ポイントは「何時間寝たか」よりも、「トータルでどれだけ深く眠れたか」なんです。
夜中に目が覚めるのは、実は“よくあること”
特に40代以降になると、以下のような理由で夜間覚醒が増える傾向があります👇トイレに行きたくなる(加齢による膀胱機能の変化)
深い眠りが減る(ノンレム睡眠の割合が低下)
ストレスや心配ごとで眠りが浅くなる
寝る前のスマホや飲酒など生活習慣の影響
「目が覚めてしまった…」と焦らず、再び眠れる工夫をすることが大切です。
ぐっすり眠るための3つの基本習慣
中年世代が質の高い睡眠を得るために、今日からできる習慣を紹介します👇🕖 ① 起床時間を一定にする
休日も含めて、毎日同じ時間に起きることで体内時計が整い、眠りのリズムが安定します。🛀 ② 寝る90分前に入浴
ぬるめのお風呂(38〜40℃)に浸かることで、自然な眠気を引き出す体温の変化が得られます。💡 ③ 寝る前のスマホは控えめに
ブルーライトは脳を覚醒させ、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を妨げます。
どうしても使いたいときは、ナイトモード設定やブルーライトカット眼鏡を使いましょう。まとめ:完璧な睡眠を求めすぎなくても大丈夫
「朝まで一度も起きずに眠る」が理想に思えるかもしれませんが、年齢に応じた“自然な眠り方”があるということを知ることが大切です。夜中に目が覚めても、それが大きな問題でなければ、心配しすぎる必要はありません。
毎日の生活習慣を少し整えるだけで、睡眠の質はじわじわと改善していきます。あなたにとっての“ちょうどいい眠り方”を、無理なく見つけていきましょう😊
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