けやきトータルクリニックの冬の乾燥肌対策とそのケア法についての記事です

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  • 冬の乾燥肌対策とそのケア法

    2025/2/3

    冬の乾燥肌は、気温の低下や湿度の減少によって肌のバリア機能が低下し、潤いが失われやすくなるため発生します。以下に乾燥肌対策とケア方法を詳しく紹介します。

    乾燥肌を防ぐための生活習慣

    1. 保湿を徹底する
    スキンケアの基本:洗顔や入浴後、肌がまだ少し湿っている状態で保湿剤を塗る。
    (おすすめの成分)
    セラミド:肌のバリア機能を強化し、水分を保持。
    ヒアルロン酸:水分を抱え込み、長時間の保湿を実現。
    尿素:肌の保湿と柔軟性を向上。
    シアバターやホホバオイル:天然の油分で水分の蒸発を防ぐ。

    2. 洗顔・入浴の注意点
    (洗顔のポイント)
    洗浄力が強すぎない洗顔料を使用する(敏感肌用や保湿成分配合のもの)。
    ぬるま湯(30~34℃程度)で洗顔する。熱いお湯は肌の油分を奪いやすい。
    優しく泡で洗い、ゴシゴシこすらない。
    (入浴のポイント)
    長湯を避け、10~15分程度で済ませる。
    石鹸は必要な部分だけに使う(脇や足など)。
    入浴後、肌が乾燥し始める前にすぐ保湿剤を塗る。

    3. 加湿器で湿度を保つ
    冬場の室内は湿度が30%以下になりがちです。加湿器を使用して50~60%程度の湿度を保つと肌の乾燥を防げます。
    室内に濡れタオルを干す、観葉植物を置くなどの工夫も効果的。

    4. 衣類選び
    刺激の少ない素材を選ぶ(綿やシルクがおすすめ)。
    ウールや化学繊維が直接肌に触れると、かゆみや刺激を引き起こす場合があります。

    5. 十分な水分補給
    冬は喉の渇きを感じにくいですが、肌の水分保持のために1日1.5~2リットル程度の水分を摂るよう心がけましょう。

    具体的な乾燥肌ケア法

    (朝のケア)
    洗顔後、化粧水をたっぷりつけて肌に水分を与える。
    保湿美容液や乳液、クリームで水分を閉じ込める。
    外出時は紫外線ケアも忘れずに(冬でもUVクリームを使用)。

    (夜のケア)
    クレンジングと洗顔でしっかりメイクや汚れを落とす。
    化粧水で水分を補給。
    美容液やナイトクリームを使用して肌の修復をサポート。
    週1~2回のフェイスマスクで集中保湿を行う。

    (体のケア)
    入浴後、全身にボディクリームやボディオイルを塗る。
    かかとや肘などの乾燥しやすい部分にはワセリンやシアバターを多めに塗る。
    ボディスクラブは月1~2回程度に留め、肌を守る。

    (食事での乾燥対策)
    ビタミンA(肌の再生を促進):にんじん、かぼちゃ、ほうれん草。
    ビタミンC(コラーゲン生成を助ける):柑橘類、キウイ、いちご。
    ビタミンE(血行促進と抗酸化作用):アーモンド、アボカド、ナッツ類。
    オメガ3脂肪酸(肌の潤いをサポート):魚類(サーモン、マグロ)、亜麻仁油。

    (乾燥がひどい場合)
    市販の保湿剤でも改善しない場合や、赤み・かゆみが強い場合は、皮膚科を受診してください。**保湿効果の高い治療薬(ヘパリン類似物質やステロイド外用薬など)**を処方してもらえることがあります。

    これらを日々の生活に取り入れて、冬でも潤いのある肌を保ちましょう!

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