8月は葉月とも呼ばれ、一説では葉が落ち始める月のため、短縮して「葉月」となったそうです。
秋の移り変わりを現す言葉は、四季のある日本ならではと捉えれば昔の人々は風流ですね。
しかし、今やニュースは暑さ、暑さ、暑さに関するテーマが取り上げられ、秋の様子は当分先のように感じてしまいます。キーワードは、「熱中症」「脱水」「暑さ対策」「明日の最高気温」など、聞いているだけでも汗が滲みでてしまいそうです。そんな今年の異常な暑さの夏でも、松戸市の人々や景色は、快活で美しく力強く感じました。というのも、筆者は去年の12月に入社し、まだ夏の松戸を味わっていなかったのです。なぜそのように感じたかというと、日々訪問するご自宅までの道中、さっそうと歩く人々、行きかう自転車、走行する車、その人々の表情が明るく、交通マナーも良いと思ったからです。これは個人的にそう思ったことではあるのですが、毎日ストレス負荷なく指定のご自宅へ訪問できる理由の一つにあると感じています。また、景色も良い。開けた道から見えるこの季節の青空はとても綺麗で、所々に木々や川が見えるのも自然の近さを体感するができます。そんな松戸だからこそ、異常気象に負けず、今後もメラメラ訪問する事ができます。ご一読ありがとうございました。
みちのく津軽ジャーニーラン
7月14日に夏休みを頂きまして、青森県で行われた"みちのく津軽ジャーニーラン"というウルトラマラソンに参加してきました。
私が参加したのは263kmの部で、無事に完走して女子の部優勝をする事ができました。それなりに大変なレースでしたが、ゴールした翌日も、通常勤務ができてホッとしています。
普段どんなトレーニングをしているか?どんな気持ちで走っているのか?…など、時々質問をいただくのですが。今回、雑誌"ランナーズ"の取材を受ける機会があり、お話をさせて頂きました。
私にとって、走ることは日々の仕事への活力を生み出してくれるものです。走ることで私が元気になり、その元気が患者さんに少しでも伝わってくれたら…と思っています。"自分にはこれがある"と思える事に出会えるのは、なかなかないですよね。
・けやきトータルクリニックで仕事をすること
・長い距離を走ること
全く違う2つですが、私にとってはかけがえのない、ずっと続けたい大切な事です。
内科 佐藤恵里
《健康相談室》COPDについて
先日、落語家の桂歌丸さんが亡くなられました。原因は肺の病気のCOPD だと聞きましたが、これはどんな病気なのですか?
慢性閉塞性肺疾患の最大の原因はたばこです
COPD とは「慢性閉塞性肺疾患」の英語名の頭文字を取ったものです。たばこ等の有害物質を長年にわたって吸入することで肺胞が破壊され、肺気腫病変や慢性気管支炎症状が発生。そのため気
流閉塞が起こり、呼吸困難となります。
日本人の死因の第9位を占め、患者数は約530万人。40歳以上の人の8・5%がCOPD とされていますが、治療を受けている人は20万人ぐらいしかいません。
治療している人が少ないのは、日本では知名度が低いことや、患者さんは60歳以上の高齢の方が多いため、息切れの症状があっても年齢のせいにされがちなことなどが考えられます。
歌丸さんは、平成22年に厚労省が設置したCOPD に関する検討会の委員を務め、自身の喫煙歴について語っています。「19歳の時からたばこを吸い始め、ピースを1日約50本吸うヘビースモーカーだった。67歳の時、人間ドックで肺が弱っているので禁煙しないと取り返しのつかないことになると言われたが、それでも吸い続けた。
たばこを止めたのは、それから6年後の73歳の時。風邪から肺炎となり、非常に苦しい思いをしたためだ。その頃、楽屋から高座の座布団までのわずかな距離を歩くだけで息切れがして、最初の2〜3分は話すことができない状態だった。
今になって、たばこがすごく毒なものだということに気が付いたが、ちょっと遅かった」と後悔し、同じような目に遭う人をなくすため、早期発見・治療ができる体制作りを訴え続けました。
ご冥福をお祈りします。
さっぱりメニュー
リハビリテーション科のブログ内に栄養面に気を付けたい食事について書かれていました。
そこでスープの話がありましたが、我が家のお勧めは「じゃがベー」です。市販のコンソメスープの素を使って簡単に出来ます。じゃがいも、玉ねぎ、一口大のベーコンスライスでスープを作るのですが、仕上げにトマトの皮を湯剥きして、くし切りにしたものを入れます。トマトを入れてからは軽く温める程度の過熱で火を止めます。味付けは塩コショウをお好みで。余熱をとって軽く冷やしてもおいしいですが、空調で冷えた体の芯を温めてあげるのもいいですよ。トマトでさっぱりした夏味を楽しんでみてはいかがですか?
夏休みですね!
皆様どのようにお過ごしでしょうか?
旅行に行かれる方、里帰りをする方、自宅でのんびり過ごす方、お仕事の方。思い思いの夏休みをお過ごしのことかと思います。
しかし、まだまだ暑い日が続きます。体調管理にはお気をつけください。
今日は、夏バテ対策に良い食材をご紹介致します。夏は食欲がなくなり、さっぱりとしたものしか食べられないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そのため、栄養バランスが崩れやすくなります。不足しやすいタンパク質や、ビタミン、ミネラルなどは意識をして摂る必要があります。お勧めの食材としては、豚肉・レバー・かつお・まぐろ・うなぎ・にんにく・ネギなどがあります。旬の野菜であるトマト、カボチャ、ピーマンなども夏バテ対策として効果的です。食欲のない方でも、スープにすることで、食べやすいかもしれませんね。これらの食材を使って、まだまだ続く暑さを乗り切りましょう!