梅雨空の下
夏椿の足下で 今年ノカンゾウが例年の1.5倍はありそうな花をつけています。どんよりした梅雨空の下を明るく色鮮やかに綺麗な花を楽しませてくれていてとても嬉しいです。クリニックの玄関前で咲いていますので、ご来院の際眺めてみて下さい。
ブルーサルビア
2011年の夏に見つけた処分市の苗から 毎年丈夫に越冬して春に芽吹いているブルーサルビアが今年は例年以上に大きな株になって沢山花を咲かせてくれています。今の季節の花壇は紫陽花が色鮮やかに梅雨の花壇を飾っているのを見かけますが、他にも沢山夏の花が綺麗ですね。花を見せてくれる株の傍でほうき草が芽吹いて育っていたり、お正月の定番の葉牡丹はこぼれ種から芽が出始めました。昨年のように立派な葉牡丹に育ってくれるのを楽しみにしています。
梅雨の時期ですね
最近の梅雨時期は、昔と違って、毎日しとしと降り続く日が少ないように思います。
そうかと思うと午前中は晴れていて、午後からまるでスコールのような大雨になることもあります。
私たちは外でリハビリをすることもあるので、天気予報のチェックが欠かせません。
天気が変わりやすく、気温差もあるこの時期は体調を崩す方も少なくありません。こまめな水分補給と服装の調整でじめじめしたこの時期を乗り切りましょう!
雨音が心地よいですが、蒸し暑くなってきました。
各地で梅雨入りが発表され、雨傘や折り畳み傘がお出かけの際には必須となるような季節です。
無理に出掛けようとせず、雨音を楽しみながら家で読書や楽器の練習でもしようかなと思います。
しかし、雨傘から日傘へと変化するのもすぐの話です。今から水分摂取、体調管理をしっかりとして夏の暑さを迎えていきましょう。
《健康相談室》ニコチン依存症について
何度も禁煙に失敗してきました。でも、タバコを吸っているとシワが増えたり、たるんだり、顔色がくすんだりして老け顔になると聞き、今度こそ禁煙しようと思います。何か良い方法はないでしょうか?
ニコチン依存症は病気です。治療は禁煙外来へ。
喫煙は、肺癌、慢性閉塞性肺疾患、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、脳卒中等の危険を高めます。35 歳の人が
70歳まで生きている確率は、非喫煙者81%に対し、喫煙者は58%と言われています。
また、スモーカーズフェイスといって、喫煙により皮膚の張りがなくなり、目じりや口周りなどのシワが増え、実際の年齢より老けて見えるようになります。そればかりか、歯や歯茎の着色、口臭、白髪、頭髪の脱毛なども伴ってきます。
しかし、ニコチンには麻薬にも劣らない依存性があり、ヘロインと同じくらい止めるのが難しいものです。
喫煙者の70%はニコチン依存症であり、タバコを止められないのは意志が弱いからではなく、ニコチンの持つ強い依存性が原因の「ニコチン依存症」という病気だからなのです。 病気は意志の力だけで治せるものではなく、薬による治療が必要となります。禁煙外来では、禁煙補助薬を処方するので禁煙の成功率がぐっと高まります。内服薬には、タバコをおいしいと感じにくくする作用があり、煙草を吸っても美味しくないので徐々に煙草を吸わなくなっていきます。また、禁煙の時に生じるイライラなど、ニコチン切れの症状を軽くする作用もあります。
条件を満たせば保険が適用され、負担も軽くなります。治療は12週間が基本で、1日1箱喫煙する方なら12
週間の治療費のほうがタバコ代より安くなります。今すぐ、お医者さんと禁煙をしましょう。