ひな祭りについて
まだまだ寒い日が続きますが、2月もあっという間に終わってしまいそうです。
今回は3月のひな祭りの由来ついて書きたいと思います。
ひなまつりは平安時代の京都にて貴族の遊び子女の「遊びごと」として記録が現存しており、雛遊びの名称の由来があったと言われています。
江戸時代になり女子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり、飾られるようになりました。
この遊びである「雛あそび」が節句としての「雛祭り」へと変わったのは天正年間以降のことであり、この時代から三月の節句の祓に雛祭りを行うようになったと推測されているようです。
飾り方も全国で様々あるようですね。ひな人形がある方はぜひ飾ってひな祭りを迎えてほしいと思います。
雨より雪
雨が主になると予想されていたはずの今日の天気。急な雪が舞いましたね。雨と雪が交互に振ったりすると路面の凍結なども心配です。明日まで傘マークがついていて最高気温も低くなっているのでお出かけには十分気をつけて下さい。花壇の寒咲き菜の花がやっと開花したので少し眺めれば気持ち「あったかいんだから~」と春待ち気分で載せてみました。
1月も終わりもう2月になりした。
2月と言えば節分になります。
節分では豆巻きや、恵方巻きを食べたりします。豆まきの声掛けとして「鬼は外、福はうち」と声掛けしながら豆をまきますね。
では「鬼は外」での鬼の意味をご存知ですか?
鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられていました。「おに」という言葉は「陰(おん)」に由来し、「陰」とは目に見えない気、主として邪気をさし、それが「おに」なのです。また、隠れているこわいものとして「隠人(おんにん)」が変化したという説もあるそうです。
節分は皆の幸せを願う楽しい行事です。新年を幸多き年にするために、災いをもたらす鬼を追い払い良い新年にしましょう。
《健康相談室》花粉症の治療法について
また、ゆううつな花粉症の季節がやってきました。毎年薬を飲むのも面倒です。花粉症を完治させる方法はないものでしょうか?
花粉症は自然治癒しません。治療は早めに・・・。
花粉は、そのままではアレルギー反応を起こしません。鼻や目に入って水分を吸うと、数秒以内に外壁からタンパク質や糖タンパク質を放出し、数分後にはじけて内壁から諸酵素を含むタンパク質を放出します。
これらの物質が抗原として作用し、体内に特異抗体が製造されます。この製造記憶は一生残ります。そのため、花粉症が自然に治るということは考えにくいと思います。
花粉症の薬は、一般的に遅効性のものが多く、内服して効果が出るまでには時間がかかります。2〜4週間ほどかかる薬もあります。
関東地方の花粉の予想飛散時期は2月中旬あたりからなので、症状の重い方は1月中旬には治療を開始した方がよいと思います。以前の薬は眠くなる傾向がありましたが、現在は眠くなりにくい抗ヒスタミン薬が主流になっています。
根本的治療としては、舌下免疫療法といって、毎日花粉エキスを口に含んで、花粉に対する過剰反応を抑える新しい治療法があります。ただ、治療期間は3〜5年ほどかかるうえ、花粉飛散シーズンに投薬を始めることはできません。始めるなら、花粉症のオフシーズンの6月から12月中旬までとなります。
治療の前に血液検査を受け、スギ花粉抗体が陽性であることを確認する必要があります。また、この薬はどんな医師でも処方できるわけではありません。舌下免疫療法に関する充分な知識と経験を持ち、所定の受講を修了した医師だけが処方することができます。詳しくは各医療機関にご確認ください。