春の報せ
先週の大雪予報は前線が下がり助かりましたが、寒い日が続きますね?しかし、送迎であちらこちら走っていると梅の花が見られるようになりました。画像は蝋梅の花です。花弁がロウソクの蝋のように綺麗な光沢があり、色も黄色です。坂川沿いの花桃の開花も楽しみです。まだインフルエンザや風邪に油断禁物ですが、お天気の良い日には春の報せを見つけながら少しお散歩もいいですね?
サイネリア
今月に入って購入したサイネリア。急に寒い屋外で心配しましたが、大雪の為に前日から玄関の軒下に避難させていたのでしばらく蕾のままでした。昨日から雪も解けたので陽のあたる場所にお昼前から出してみたところ一つ、また一つと花を開き始めました。今持っている蕾が満開に咲くと、もっと綺麗になるのだろうな・・・とお天気日和を願って毎日眺める事にします。
ヒートショックについて
みなさん、ヒートショックという言葉を聞いたことはありますか?
40年来の大雪がつい先日あるなど、寒い日が続いております。寒い冬に気を付けて頂きたいことに「ヒートショック現象」があります。今回は、そのお話しをしたいと思います。
新聞やテレビで、ご覧の方も多いと思いますが、そもそも「ヒートショック現象」とは、急激な温度変化で体が受ける影響のことです。人は急激な温度の変化があると、体温を一定に保つために、体内の血管を急激に伸縮させて血圧や脈拍の変動を起こします。これは、必要なことではありますが、この働きが脳卒中や心筋梗塞に繋がってしまう可能性があります。この現象がおきやすいのは、入浴やトイレに入ったり出た時などです。特に、75歳以上の高齢者によく起きているようです。
対策として、入浴時は脱衣室をあらかじめ暖房で温めておいたり、浴室の浴槽のフタをとって湯気で室内を温めておくなどが有効です。また、シャワーで熱めのお湯を出して室温を上げるなどの方法もあります。お風呂の湯温は38~40度が適温であまり長湯をしないことです。トイレでは、便座や室内を温めておくことが良いようです。
特に、ご高齢の方やご高齢のご家族がいるご家庭では、是非お試し下さい。
雪の中に
週末からの大雪で真っ白な雪化粧をしたクリニックの前庭に可愛らしい雀の姿がありました。普段は公園の方にいるのか、あまり姿を見かけないのですが、今朝から5羽程が遊んでいる姿が愛らしくてパチリと一枚写してみました。雪解け水が夜間に再凍結して薄い氷が張っていたりするので、お出かけの際には足元十分お気をつけ下さい。
《健康相談室》花粉症について
最近、花粉症になったのか、仕事中もくしゃみや目の痒みに悩まされています。薬でなんとか抑えたいのですが、いつ頃から飲み始めるのが効果的ですか?また、花粉症の薬を飲むと眠くなると聞きましたが、本当でしょうか?
花粉症とは、鼻や目に入った花粉がアレルギー源となって反応を起こし、その結果、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといったメディエーター(伝達物質)が放出され、これが受容体に作用してくしゃみ、鼻汁、鼻閉、目の痒みなどが現れる症状です。
内服薬には、抗ヒスタミン薬、メディエーター遊離抑制薬、抗ロイコトリエン薬、Th2サイトカイン阻害薬、漢方薬など、外用薬には点鼻・点眼薬があります。
この中で、眠くなるといわれているのは抗ヒスタミン薬です。とくに第一世代といわれる薬は脳に移行しやすく、脳の受容体をブロックするため眠気が出現します。
しかし、その後に開発された第2世代の薬は、脳に移行しにくいため眠気が出ることは非常に少なくなりました。現在、医療機関から処方される薬は、この第2世代が主流ですのでご安心ください。
次に服用の時期ですが、花粉症の薬は遅効性のものが多く、内服してから効果が出るまでに時間がかかります。例えばメディエーター遊離抑制薬や抗ロイコトリエン薬は、効果が出るまで約2~4週間ほどかかるといわれています。
関東地方の花粉の予想飛散時期は、2月中旬頃からなので、症状の重い方は1月中旬~下旬には治療を開始したほうがよいでしょう。
一度花粉症になると、免疫が花粉をアレルギー源として認識して忘れないため、自然治癒する可能性は低く、毎年症状が出ます。今年は大丈夫だろうと油断せず、早めの対策をお勧めします。
節分の季節です
今回は訪問リハビリのスタッフの話です。
みなさん、もうすぐ節分の季節がやってきますね。ところで節分ってどんな意味があるのかご存じでしょうか?
節分とは、次の季節が始まる立春、立夏、立秋、立冬の前日で季節の区切りとなる日を指します。中でも立春は一年が始まる日とされ、4回の節分の中でも最も重要とされています。豆巻きの意味は、悪魔を滅ぼす(魔滅)の意味や、健康に暮らすことを「まめに暮らす」ということから、一年の健康を願ってだそうです。
健康に過ごす意味では、風邪やインフルエンザにならないように、手洗いやうがいなどはきちんと行いましょう。
今年も健康にまめに暮らしていきましょう。