トータルヘルス教室について
今回は当クリニックで行う「リハビリ体操トータルヘルス教室」についてお話します。
だいぶ涼しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今週の29日土曜日に、当クリニックで「リハビリ体操トータルヘルス教室」を開催します。健康に関する講義や、健康チェック、リハビリ体操といった内容で、二時間ほど実施します。
事前に申し込みが必要ですので、直接ご来院いただくか、お電話にてお問い合わせ下さい。
少し秋風
昨日の寒いと感じる程の気温低下から今日は良いお天気から気温も上昇しましたが、カラっとした晴れですね。少し秋の風を感じながら私は8月下旬に気温調節しながらパンジーの種蒔きをしてあった物が発芽し、グングン本葉を出してくれているので、ポットに定植しています。すでに48苗仕上がっていますが、まだまだ苗床に発芽している芽が沢山あるので、日々涼しい夕飯後の楽しみにしていきたいと思っています。これからの成長を楽しみにしていて下さい。
9月らしく
9月になっても毎日30度を超える夏日が続いていますが、朝晩は涼しくなったように思います。朝顔は夏の花と思いがちで確かに夏場に咲いてくれますが、花数が増えるのはこの時期ですね。地植えにしている西洋朝顔も昨年購入で種採取から育てた八重咲き朝顔の「お銀」も今週辺り花の数が増えています。小さな鉢に初めてチャレンジした行燈仕立ての「お銀」が今年一番多い花が開いたのでパチリと一枚。自宅の4色大輪も絞り咲きも西洋朝顔2色も今朝は19個の花を開いていました。種採取に向けての手入れも始めて、まだ暫く楽しませてくれそうな9月らしく咲く朝顔のお話でした。思いがけない夜間の気温低下でお風邪など召しません様お気をつけ下さいませ。
脱水について
今回のテーマは「脱水」です。
夏になると「脱水」という言葉をよく耳にします。
原因としては水分摂取不足、運動による発汗、嘔吐、下痢などがあるそうです。
私たちが携わっているリハビリでも汗を書くことが多いため、患者様に水分摂取を薦め
ながら行っています。
9月に入っても、まだまだ暑い日が続きますがくれぐれも体調を崩さぬよう気をつけてく
ださいね。
[健康相談室]不整脈の内服治療について
動悸がしたので総合病院で心電図を記録してもらったところ、心房細動による不整脈の疑いがあるとのこと。精密検査の結果「血液をサラサラにする薬」を勧められました。今は動悸もなく普通の生活ですが、それでも薬は必要でしょうか?
良性の不整脈はしゃっくりのようなもの内服治療が必要となるケースは……
不整脈というと、重大な病気になったのではないかと心配される方も多いのですが、良性の不整脈は呼吸における「しゃっくり」のようなもの。さほど珍しいものではなく、多くの場合、薬剤の必要はありません。一方、内服治療が必要となる不整脈は、①動悸症状が強く、日常生活が送れない、②不整脈の頻度が高く、血圧や意識状態(めまい、ふらつき、失神)に影響する、③不整脈が、他の病気の原因になりうる──この条件に該当する場合のみです。今回のご質問の方の場合は、③に該当します。心房細動自体は、よほど心臓の機能が低下していない限りとくに問題になることはありませんが、心臓の中に血栓(血液が固まったもの)ができやすくなり、その結果、脳梗塞の発症率が高く
なります(血栓が心臓の壁から剥がれて脳梗塞を起こすタイミングは、不整脈から正常な脈に戻るときが多いといわれています)。その確率は、不整脈のない人の約5倍とされ、脳梗塞発症の最大の原因といわれています。この不整脈は、心臓の中にある逆流防止弁の不具合や、単に加齢で発生するとされ、一部の外科治療を除いて根治は難しく、再発を繰り返すといわれています。一般的な対策は、いわゆる「血液サラサラの薬」である抗血小板剤(アスピリンなど)や、抗凝固剤(ワーファリンなど)を飲むことです。これによって血栓が生じないように予防するわけです(反面、抜歯などで出血が止まりにくくなります)。年齢や弁膜症の有無により、治療の必要性やどういった薬剤を飲むべきかが決まりますので、担当医に内服の根拠をきちんと確認なさってください。