ウォーキングについてお話しさせていただきます。
秋になり、体を動かすのにピッタリな季節になりました。天気の良い日は、外でウォーキングなどしてみませんか?
ウォーキングのメリットは・・・
①中性脂肪を減少させ、肥満の予防改善になる。
②高血圧や糖尿病の予防や治療にも効果的で、動脈硬化の予防につながる。などがあります。
効果的なウォーキングをするには・・・
①胸をはり、しっかり前を向いて歩くこと。
②歩幅は広く、膝をしっかり伸ばすこと。
③肘をかるく曲げて、リズムよく腕をふること。などがあります。
お忙しい方は通勤の時、1駅手前で降りて歩いたり、階段を使用するなど日常生活の中で体を動かす機会を増やしましょう。
無理せず、自分のペースをみつけ楽しみながら行えるように頑張ってみてください。
危険な活動期!
先日お話した金木犀の花もいい香りを残しあっという間に散ってしまいました。あまりにも伸びた枝を剪定している時にいきなり飛び出してきたんです・・・蜂!!!巣を確認したところスズメ蜂でした。剪定を中断して駆除待ち。松戸市役所すぐやる課に連絡して10分もかからずに来て頂けて、あっと言う間に駆除完了!取った巣の中には沢山のスズメ蜂がいました。手のひら程度の大きさくらいだと一日で巣を作ってしまうスズメ蜂、今の時期は活発に活動しているので見つけたら大きな音をたてたり刺激を与えないようにして近寄らないほうが良いようです。今日はすぐやる課の方と一緒に職場体験の女子中学生も来てくれて可愛らしい助っ人でした。皆様も危険な活動期にある蜂には気をつけて下さい。
秋らしく
すっかり秋らしい風、秋の空になりました。クリニックの前ではキンモクセイが良い香りを漂わせ綺麗に花を咲かせています。まだまだ枝ぶりは小さく花数も少ないように思うのですが、これからもっともっとしっかり枝を伸ばしてくれたら・・・と願っています。皇帝ダリアはグングン伸びて階段の下で成長していますが、花を見られるのはまだ少し先のようで蕾もまだつけていないようです。そろそろかな?と毎朝様子を観ている状態です。朝夕冷え込み日中との気温差がありますので皆様お風邪など召しませんように。
【健康相談室】骨粗鬆症について
85歳の母が転倒して足を骨折し、手術を受けました。かかりつけの先生からは骨粗鬆症の薬も処方され、欠かさず飲んでいたのですが....。将来、私も同じようになるのでしょうか?
女性は65歳過ぎたら骨密度の測定を
転倒時の下肢の骨折は、お年寄りにとって生活範囲を狭める重大な状態です。これはほとんどの場合、骨粗鬆症になった高齢の女性に多く、転倒後、速やかに手術を受けられたとしても、以前のような歩行ができなくなることが多いのが実情です。骨粗鬆症は、主に腸でのカルシウムの低下や、骨の新陳代謝を司る破骨細胞の活動性の変化で生じますが、これらは女性ホルモンと密接な関係があります。そのため男性と比べ、特に閉経後の女性は骨密度が低下しやすく、おおむね65歳以上では骨折してもおかしくないレベルまで低下します。一旦低下した骨密度を上昇させることは、現在の医学では非常に困難です。そのため、低下する前にお薬による予防策を講じるのが基本です。相談者の方のお母様は、おそらく骨密度が低下した後でお薬を飲み始められたのではないでしょうか。それなら、内服を欠かさないのに骨折されたとしても不思議ではありません。人間、誰しも、自分のことは自分でできる健康な状態で長生きしたいと思います。そのためには(特に女性の方は)65歳を過ぎた段階で、一度骨密度の測定を行い、必要があれば対策を講じるべきです。昨今では医学が進歩し、月に1回内服すれば骨粗鬆症の進行を抑制できる薬剤も登場しています。お誕生日などの節目にぜひ、医療機関に相談してみてはいかがでしょうか?