訪問リハビリスタッフより
今回は当クリニックの訪問リハビリのスタッフがご利用者様と屋外歩行練習をしたときの様子をお伝えします。
訪問リハビリをするときに屋外歩行練習の機会があります。見知らぬ町を利用者様と一緒に歩くと意外な発見があったりします。緑豊かなまるで軽井沢のような林、坂の上から眺める景色・・ 車で移動していると気が付かないことも散歩をすると意外な発見があるものです。皆様もたまには近所を散策してみてはいかがですか・・
変形性膝関節症についてお話します。
最近、膝に痛みや違和感を感じることはありませんか?
膝の使いすぎや、年齢に伴う変化により膝の関節の間にある関節液が少しずつ減ってきます。それにより骨と骨がぶつかりあってしまうようになり、変形して膝の痛みが出ます。これが変形性膝関節症と言われる病気です。
膝の痛みを緩和する為には、膝に注射をしたり、リハビリなどを行って痛みを和らげる方法などがあります。
膝の痛みなど、ご心配なことがありましたら、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
ロコモになりやすい人、なりにくい人
ロコモになりやすい人、なりにくい人では何が違うのでしょうか?
ロコモ(ロコモティブシンドローム)については前回お話したように、「骨や関節、椎間板、筋肉や神経活動の機能が低下すること」から始まります。それによって痛み、変形、関節の動きの制限、筋力の低下、バランス能力の低下などがおこることを言います。やがては立ち上がれなくなる、歩けなくなる、といった状態にもなりかねません。
ロコモは誰でもなりうる可能性がありますが、なりやすい人・なりにくい人がいるということをご存知でしょうか?
その違いは、日常的に体を動かしているか、正しい使い方をしているかどうかということにあるといわれています。特別になにかスポーツをしなくても、階段を使ったり散歩をしたりと体を動かす習慣がある人はロコモになりにくいといわれています。
日頃の体重管理も、肥満が元で起こる腰や膝の痛みを防ぎ、ロコモ予防につながります。
ただやみくもに体を動かすとかえって筋肉等を痛めてしまう原因となっています。体の正しい使い方や自身の体への適度な負荷で運動を続けることが大切です。
どの程度の運動をしていったらよいのか分からない、そういう方も少なくないと思います。まずはお気軽にご相談ください。
玉手箱
秋植えの球根を用意しました。春咲きの玉手箱です!春咲きガーデニングではお馴染のチューリップやムスカリ、水仙やヒヤシンス他・・10種類の球根です。水仙をトップバッターに2月頃~5月頃にかけて次々と色とりどりの花を咲かせてくれるのが楽しみです。ご来院の際、中央公園の桜には敵いませんが皆様に春を感じていただけたらと思います。球根の植付けに小さな幸せと秋風を感じながら・・・
【健康相談室】 「今度こそ禁煙したいのですが…」
たばこを1日20本ほど喫っています。何度か禁煙に挑戦して失敗を繰り返しましたが、たばこ税の値上げを機に、今度こそ禁煙したいのですが…。
すでに広く知られていますが、喫煙行為はさまざまな病気の原因となります。代表的なものとしては、肺癌や肺気腫など肺の病気、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など血管の病気が挙げられます。これらの病気は、喫煙者ばかりか、吐き出した煙(副流煙)を吸った周囲の人にも起こる可能性があるため、社会的にも問題となり、それが今回のたばこ税の値上げの理由の一つとされています。
喫煙は、タバコの葉を燃焼させることでニコチンを体内に取り入れる行為ですが、取り込まれたニコチンは人間の脳細胞と結合して精神の充足感をもたらします。依存性が非常に強いのはそのためで、自制心だけで禁煙しようとしてもなかなか難しいのが現状です。そこで最近は、この依存性を断ち切るため、ニコチンがもたらす充足感そのものを阻害することで禁煙を達成する治療法が開発されています。これは喫煙しながら薬を飲み続ける方法ですから、これまで何度も禁煙にチャレンジしたものの失敗しているという方でも手軽に治療に臨むことができます。この治療法は、一定の要件を充たしていれば健康保険を使用することができますから、一度取り扱い医療機関にご相談されるとよいでしょう。