新松戸のクリニック けやきトータルクリニック

今回は肩こりによって引き起こされる頭痛についてお話します。

頭の後ろから肩にかけて付いている筋肉や頭の横から付いている筋肉の収縮が、しばしば頭痛の原因になると言われています。後頭部から首の後ろの部分が、重たく締め付けられるような、圧迫感のある頭痛が特徴です。脈打つような痛みはないのが一般的です。原因としては、ストレスや肩こりなどが挙げられます。また、長時間同じ姿勢で首を曲げ続けたり、伸ばし続けたりする時に見られることが多いです。予防や治療法としては、ストレスによる筋肉の緊張を和らげる理学療法や、姿勢の改善が有効とされています。薬物療法としては筋肉の緊張を緩める薬や、痛み止めの薬を使うこともあります。

テーマは首の付け根の痛み、痺れ、めまいについてです。

長時間座っていると首が痛くなってくる、何だか腕や指先が痺れてくる・・・・そういった症状で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。首から肩にかけての放散痛や、部分的な感覚の鈍さ、首から腕のかけて痺れが広がったり、痛みだけでなくめまいもあったり。めまいに関しては、首のところに椎骨動脈という血管があり、その循環不全によるものが考えられます。全てが、そうとは限りませんが、頚椎(首の骨)の変形、変形がもたらす神経の圧迫、日常での姿勢の悪さや、長時間のデスクワークが原因となっていることもあります。また、ただ単に頚椎の問題のみではない場合もあります。症状が気になる場合は、早めに診察を受け、適切な治療を受けることが望ましいと言えるでしょう。