健康相談室《ウイルスや細菌について》
風邪を引き起こす病原体は、インフルエンザウイルス以外でどんなものがありますか?
風邪の原因となるウイルスや細菌等は200種以上
風邪は、鼻やのどの急性炎症の総称で、実際には「急性上気 道炎」「急性咽頭炎」などといわれます。風邪の原因となるのは、あらゆるウイルス、細菌、マイコプラズマ、クラミジアなどで、その数は200種類以上といわれています。そのため、 原因がどのウイルスなのか、あるいはどの細菌なのかを診断するのはとても難しいことです。
風邪の 90 〜 95 %はウイルスが原因だといわれていますが、代表的なものとしては、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、エンテロウイルスなどが挙げられます。
さらに、例えばライノウイルスを例にとると、その血清型は恐らく数百種類あるだろうといわれています。つまり、ライノウイルスによる風邪だけをみても、それを全てを防ぐワクチンを作ることは現実的に不可能だといえます。
インフルエンザを除いて、ウイルスを特異的にやっつける治療薬はありません。そのため、風邪をひいたときは、安静、水分や栄養補給といった対症療法が中心となります。
ウイルス感染によって気道の粘膜は、気道上皮の壊死、脱落等を起こして傷んだ状態になります。それにより、二次的に細菌による感染を起こしやすくなります。上気道の急性炎症が連続する気管から気管支、肺へと波及し、細菌感染を起こして気管支炎、肺炎、また副鼻腔炎、扁桃炎などになることもあります。
そうなると激しい咳や膿のような痰が出て、鼻水は粘っこく緑色になります。このような場合には抗生物質が使われます。
松戸のいいところ
前回のブログから松戸のいいところを探してここに書こうと思い立ち、まず何を題材にと考えたところ、“21世紀の森と広場”は外せないなと思ってそれを書くことにしました。
21世紀の森と広場は、形はすり鉢状で周囲は雑木林、その雑木林に蓄えられた水が染み出して、底に池が出来るという場所です。地形的にみて、昔は木の実を拾ったり森に住む動物を狩ったり水も豊富なので、人が住むにはここはとてもいい環境だったのだろうなと思います。坂が多い松戸は、このような場所が本当はたくさんあったのでしょうね。調べてみると現に遺跡なんか、たくさん発掘されています。
開発が進み、そのような場所にも住宅やマンションが立ち並ぶようになりましたが、それを免れたここは“太古の松戸を偲べる場所”になっているのです。
21世紀の森と広場で、かつてここに住んでいた人たちの生活を想像しながら散策すると、また一味違う楽しみ方が出来るのでは?
立春
節分も過ぎ立春。金曜日帰宅してからいつもより念入りの掃除をして家中を清めて節分を迎える準備をしました。綺麗にして福が来る事願いつつ、節分に穏やかに過ごせている事が福だと思うべきなのかもしれませんね。昨日の関東は少し暖かく立春らしく感じました。今週は立春寒波だとか?今日は思ったより暖かくて陽ざしがほっこりしていましたが、明日は寒くなるのでしょうか。インフルエンザも今年は猛威をふるっているのでまだまだ油断出来ませんね。心持ち春を感じて元気になっていただきたく早々にお雛様を飾りましたので画像載せてみます。
日に日に寒さが厳しくなる今日この頃、体調管理にはますます注意が必要です。
さて、先日、野球界にて殿堂入りした金本知憲氏の発言に思うところがありましたので紹介致します。
「素振りの練習をする際に松井のスイングを頭に浮かべてやった」「場外ホームランも最上段に当てたのも、松井より俺が先だ」。7つ下の後輩に敬意をもち自身の練習に取り入れつつも、負けたくない気持ちを持っていたのですね。「素直さ」と「プライド」、一人の人間が成長・進化していく上で重要な心構えであると感じました。