暑中お見舞い申し上げます。
さて、今回は以前にも取り上げたことがある手足口病についてです。
乳幼児の手や足、口の中などに発疹ができる手足口病の患者数が、国立感染症研究所は7月11日、6月26日~7月2日の1医療機関あたりの患者報告数が3.53人で昨年同期比の約7倍になったと発表があり、当クリニックのある千葉県も流行が既に警報レベルとなっています。そのため、以前にもまとめた感染対策をここでは確認したいと思います。
日本医師会が公表している感染対策としては、
・接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすること
・排泄物を適切に処理すること
*保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員と子ども達が、
しっかりと手洗いをすることが大切です。
*おむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。
*手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。
*タオルの共用はしてはいけません。
手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切とのことです。
日時:2017年07月31日 09:35