バトンタッチ
梅からコブシへと春のバトンタッチによって綺麗な花を楽しめる良い時期に、今は坂川の花桃が満開ですね。クリニックが開院した年に初めて見た花桃はもっと小さな背丈だったと思いますが、年々育った枝に沢山花を咲かせて見事ですね。中央公園の桜はいつ開花してもいい位に蕾が膨らんで「も~いいかい?」(桜)「ま~だだよ」(冷たい風)という声が聞こえてきそうな気がします。今日の画像は坂川でパノラマ撮影にチャレンジした花桃を載せてみました。玄関先で空を見上げるだけでも心地良い季節。少し外にお出かけしてみませんか?
3月と言えば卒業式、4月と言えば入学式ですが
この時期にかかせないものは桜ですね。
お花見の歴史としては、最初に記述されたものでは西暦約800年ほどに、その時の天皇が最初の観桜会を開いたとあります。
また、1598年4月20日豊臣秀吉が醍醐寺に700本の桜を植えさせ、盛大な花見の宴を催したとされ、有名なお花見とされています。それにちなみ京都の醍醐寺では、今でも毎年4月の第2日曜日に“豊太閤花見行列”が催されています。醍醐寺は平安時代から“花の醍醐”と呼ばれ、有名な桜の名所としています。今も昔も桜を見て美しいと感じる心は変わらないのだと感じました。
東京マラソンに参加してきました!
フルマラソンは初めての挑戦でしたがよい機会だと思い参加してきました。
フルマラソン42.195km。どのようなペースで走ったらいいのかと不安はありましたが、ひたすら練習をする日々。始めから42kmは走れないので10km、15kmと慣らしていき年明けに1日に走る距離を20㎞、30㎞にして走ることに。
大会当日、雨も上がり多くの声援の中、完走することができました!沢山のボランティアさんや沿道の応援に支えられてとても楽しいマラソンにすることができました。次回はホノルルに…挑戦?
《健康相談室》花粉症と風邪の違いについて
なんとなく体がだるく、鼻水、くしゃみがとりません。これは風邪でしょうか、花粉症でしょうか。どうやって鑑別すればよいのでしょう?
ポイントは眼の痒み・鼻水の色・外出による症状の変化
花粉の飛ぶ時期はちょうど風邪のシーズンでもあるので、きちんと見分けることが大切です。しかし、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは風邪を引いた時にもみられ、確かに鑑別は容易でないことも多く、検査(鼻汁検査、採血)を行う場合もあります。
しかし、一般的に風邪は大抵1週間以内で症状が改善しますが、花粉症は症状が2週間以上長引きます。
また、花粉症の鼻水は比較的サラサラしているのに対し、風邪で細菌感染を合併した場合、鼻水は粘性また
は黄色く膿性に変化します。
さらに、花粉症は多くの場合、眼の痒みを伴いますが、風邪で眼の痒みを伴うことはまずありません。風邪の場合は、発熱、頭痛、のどの痛みを伴うことが特徴的ですが、花粉症でそのような症状は少なく、あってもごく軽症で済みます。また風邪ではよく下痢、嘔吐、関節痛を伴いますが、花粉症でそうした症状はみられません。
晴れた日に外に出ると、くしゃみが頻回に出たり、鼻水、鼻づまり等の症状が強くなれば、花粉症の可能性が高くなります。さらに雨の日にそうした症状が楽になれば、花粉症の可能性が極めて強くなります。
花粉症の患者さんがこの時期に風邪を合併した場合、どちらの原因で症状が悪化しているのかを鑑別するのは少し厄介なこともあります。判断に迷っている場合は、医療機関でご相談されることをお勧めします。