風邪予防についてお話しさせていただきます。
年末年始と寒さが深まって参りました。この時期は特に室内と外気温の差も激しく体調を崩しやすいので風邪をひかないよう注意しましょう。
予防法としては、うがい・手洗い・マスクを装着するなどが基本的な事ですが、一番有効とされていますので、継続して行っていくとよいと思います。
風邪をひいたかなと思ったら、こちらも基本的な事ですが、暖かくして安静にし、栄養分の多い食材を含んだうどんやシチューなどを食べられるとよいでしょう。
また、スポーツドリンクなどでの水分補給も心がけてください。
それでも症状が重くなったり、発熱・嘔吐などの症状が出現したら速やかに医療機関の受診をおすすめします。
これから年始や連休など楽しい休日を過ごされますよう、体調管理に留意されますように。
年の瀬
早いもので今年も暮が押し迫って参りました。ｸﾘﾆｯｸではﾊﾟﾝｼﾞｰの芽が元気に伸び移植出来る程になりました。ポインセチアですが・・・クリスマスには赤く蕾を持つように9月から短日処理を毎日続け頑張ってきましたが、とうとう蕾も持たずに葉がどんどん落ちてしまったので非常に残念でなりません。代わりにクリスマスツリーでクリニックを明るくしてみました。もちろん！LED球で節電での点灯です。（先日我が家の照明もLED球に交換してみましたが、少し暗い感じですが、１球６００円程安くて８４０円とお得だったのでいいかと思っています。あとはどれだけ消費時間が延びるか楽しみにします。）お花の話から電球の話へと話があちらこちらとなりましたが最後は交通安全でおしまいにします。、交通量も歩行者も増える時期となりますのでお買いものや、お出かけの際は歩行者は右、自転車は左、通行区分を守って譲り合い、事故のないようにお気をつけて年の瀬をお過ごし下さい♪
【健康相談室】自由貿易条約について
ニュースで「政府が検討している自由貿易条約により『混合診療』が進む可能性がある」と言っていました。意味がよく分かりませんが、今までの診察と何か違ってくるのでしょうか？
現在の日本では、国民全員が加入し、実際にかかった医療費の一部を健康保険で賄う「皆保険制度」が施行されています。これは、同じ病気に対する治療内容は、誰が受けても平等になるように配慮された制度で、かかった費用も一定になるように日本全国均一の診療報酬設定となっています。反面、そうした仕組みを維持するために、健康保険を用いた治療では、患者さんの経済力の違いによって治療内容に差が生じないよう、保険で決済できないような治療を、同じ一つの病気に対する治療に組み合わせてはならないと決められています。つまり「混合診療」が禁止されているわけです。ここで勘違いしてはいけないのは、一つの病気に対してすべて健康保険を使わずに治療すること（自費診療または自由診療と言います）は禁止されていないということです。ですから、健康保険を使用することが認められていない美容外科や、インフルエンザをはじめ各種予防接種などは禁止されていないのです。では、ご質問にある自由貿易条約が締結されると、混合診療が解禁される可能性はあるのでしょうか？これは健康保険とは別に、多くの皆さんが任意で掛けている保険会社による医療保険と深く関係してくると思われます。これについては次回、他国で行われている医療の実態を交えながらご説明しましょう。