食中毒予防についてお話しさせていただきます。
6月に入り梅雨独特のじめじめした季節となりました。この時期に多く発生するのが食中毒です。
細菌は適度な温度、湿度、時間の経過で増殖します。例えばO-157は15分~20分常温で置かれると2倍に増殖します。
食中毒を予防するには以下のことをふまえて注意するとよいでしょう。
・手洗いの励行(石鹸を使用し、よく洗い流す。)
・なるべく直接手で触れない(おにぎりなどはラップに包んで作ると良いでしょう。)
・細菌の増えやすい環境にしない(食品はなるべく早く冷所へ、ふきん・スポンジなどはしっかり乾燥させる。)
・加熱処置を行う(75℃以上で1分以上。)
・生肉、魚を使った調理器具は良く洗い、乾燥させる。
・包丁は柄の部分までよく洗う。
もしも食中毒にかかってしまったら、小児や高齢者は特に重症化しやすいので注意が必要です。早めに病院に受診しましょう。
日時:2011年06月17日 16:07