ロコモになりやすい人、なりにくい人
ロコモになりやすい人、なりにくい人では何が違うのでしょうか?
ロコモ(ロコモティブシンドローム)については前回お話したように、「骨や関節、椎間板、筋肉や神経活動の機能が低下すること」から始まります。それによって痛み、変形、関節の動きの制限、筋力の低下、バランス能力の低下などがおこることを言います。やがては立ち上がれなくなる、歩けなくなる、といった状態にもなりかねません。
ロコモは誰でもなりうる可能性がありますが、なりやすい人・なりにくい人がいるということをご存知でしょうか?
その違いは、日常的に体を動かしているか、正しい使い方をしているかどうかということにあるといわれています。特別になにかスポーツをしなくても、階段を使ったり散歩をしたりと体を動かす習慣がある人はロコモになりにくいといわれています。
日頃の体重管理も、肥満が元で起こる腰や膝の痛みを防ぎ、ロコモ予防につながります。
ただやみくもに体を動かすとかえって筋肉等を痛めてしまう原因となっています。体の正しい使い方や自身の体への適度な負荷で運動を続けることが大切です。
どの程度の運動をしていったらよいのか分からない、そういう方も少なくないと思います。まずはお気軽にご相談ください。
日時:2010年10月19日 14:21